元気点検票とは
「SWC元気点検票」は、東北福祉大学感性福祉研究所を中心とした多様な分野の専門家集団によって2004年にその初版(V2004-10)が開発されました。健康の維持増進に有益な知識と、古来の経験則に基づいた生活の知恵を集めた、生活習慣の介入型-自己点検-質問紙になっています。
その理念は、生活習慣のバランス制御が可能になるように、食事(食)・呼吸(息)・睡眠(眠)・体温調節(温)・運動(動)・心の想い(想)・性といった心身の視点に加えて、人間関係や自然環境との関わり(環)の視点も考慮して、点検者の健康に向けての攻めの姿勢を表す「元気」(元気行動)を呼び起し、維持することを旨としています。すなわち、SWC元気点検票による自己点検は、生活習慣の現状についての自己点検と理想的生活習慣に関る知識と知恵の獲得が、同時平行的に行なわれるようになっており、これが介入型と呼ばれる理由です。また、SWC元気点検票は、身体に痛みや愁訴などがないという危機管理上の安心(安)の視点にも配慮がなされています。
SWC元気点検票は別の見方をすれば、江戸時代の貝原益軒が著した「養生訓」や、今から約200年前にドイツのC.W.フーフェラントが著した「長寿学」、さらには中国4000年の健康学等の理念とも共通した部分が多いことが判ってきています。要するに、SWC元気点検票は、健康に関する現代科学の知識を取り入れた「養生訓」や「長寿学」という知恵のダイジェスト版と位置づけることができます。したがって、「SWC元気点検票」は、知恵の部分は不変ですが、知識の部分については、科学の進歩とともに進化し続ける性質のものと認識されます。
このSWC元気点検票を用いて自分の生活習慣の現状を自己点検すれば、健康意識が高揚するとともに、自分がどのような元気行動を取ったら健康を勝ち得ることができるかを具体的に知ることができるでしょう。そして、健康を創るのは他ならぬ自分自身ですから、点検結果の教えに従ってライフスタイルを再設計し、実践するならば、自分固有の健康を勝ち得ること期待されます。
|
|